オフィス移転マニュアル -4-

移転計画が決定したら、オフィス選びのスタートです。
まず、物件の情報収集から始めますが、幅広く密度の濃い情報を集めるためにも信頼のおけるビル仲介会社えお利用するのが効率良く情報収集うる得策です。
経費を削減で直接ではいかがですか?
立地条件
住所や図面を見るだけでなく、実際に最寄りの駅から歩き周囲の環境や近隣の飲食店、商店の分布状況を確認する必要があります。
移転先への社員の通勤費用や関連会社や取引先へ出向する交通費等の変動経費の問題も重要なポイントになります。また通勤時間、勤務地、オフィスイメージと言ったものも社員に微妙な影響を与えます。
設備条件
その建物のオフィスの状態に併せ、簡単なレイアウトを考えながら、実際の使い勝手をチェックします。
廊下やトイレ等の「共用部分」の負担があるのか、契約面積のうち借り主が実際にオフィスとして使用できる「有効面積」はどのぐらいあるのかを確認します。図面と実際のスペースの違いを自分の目で確かめることが必要です。
最新設備を完備したニューオフィスやインテリジェントビルなら特に問題はありませんが、ビルによっては電気容量や電話回線数が問題になる場合があります。OA機器等の進展により電気容量や電話回線数を数多く必要とする場合は物件を捜す段階で必要容量、必要回線数を確認しておく必要があります。使用機器をリストアップしてそれぞれの使用電力を割り出しておくことも大切な事前作業です。
チェックポイント |
立地条件 |
交通機関の利便性 | 取引先に近いか |
周囲の環境 | 社員の通勤時間の増減 |
飲食店、商店等の分布 | 社員の通勤費用の増減 |
他社や業界の情報収集に便利か |
設備条件 |
有効使用面積の確認 | 床荷重 |
スペースの使いやすさ | 空調システム |
電気容量、コンセントの位置 | 防犯防災システム |
電話回線、取り出し口の位置 | 駐車場 |
使用条件 |
空調システム | 館内細則の確認 |
ビル管理、保守サービス |
お問い合わせ |
良質なオフィスを提供する
 | TEL | 052 (589) 3100 |
FAX | 052 (589) 3112 |