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一般歯科

虫歯・歯周病は感染病です。発症させないことが一番ですが、病気になった所はきちんと治療し、再発を防ぐ事が大切です。当院は80歳で24本以上の歯を残すことを目標としております。

虫歯の原因って何?

虫歯は細菌によって歯の一番かたいエナメル質を溶かしてしまうことからはじまります。そのあとエナメル質よりもやわらかい象牙質、歯髄へと進行します。このころになると歯が痛みだします。また、象牙質や歯髄はエナメル質よりもやわらかいので、どんどん溶けていきます。
虫歯とは口の中の細菌が歯を溶かしてしまうおそろしい病変のことです。

虫歯の広がり方

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虫歯のない歯です。
歯も、歯の外側にある組織も健康そのものです。

まったく痛くありません。
この時で治せば痛い思いをせずに済みます。

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知覚過敏が起きています。
強い痛みではありません。

歯髄が腫れ、膿が溜まって歯の内圧が高まり、
激烈に痛みます。最も痛い時期。

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内部の膿が外に出て、いったん楽になります。
しかし歯はさらに壊れています。

歯の外に感染が広がり、鈍い痛みに続き突然の発火が起こります。治療をしても歯を救えない場合があります。


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脱灰しているがまだ壊れてはいない段階。予防し再石灰化を促すと共に戻る可能性が。自分では気付きにくく場所によってはプロでも発見が難しいことも。プラークコントロール・フッ素・定期健診でしっかり予防しよう。

小さな穴が開いた段階。象牙質には届いていないので痛みは無いが、穴を再石灰化でもとどおりに戻すのはもはや不可能。治療には詰め物が必要に。これ以上むし歯を増やさないようにしっかり予防していこう。

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象牙質までむし歯が広がった段階。内側に大きく広がっていることが多く、詰め物の大きさに驚く患者さんも。神経には炎症は及んでいないが、しみることもある。気になる症状があったらお早めに当院へ!

すでに神経に炎症が広がっている。まだ神経が生きているので、強い痛みが出やすい。これを放置すると神経全体に炎症が広がり、痛みすら出ないC4の段階へ。歯の寿命にかかわるので放置しないで即当院へ!

 

歯周病の原因は?

まず、歯周病は、歯を支えている骨(歯槽骨)が溶けてしまう病気で、昔は「歯槽膿漏」と呼ばれることが多かったのですが、今では「歯周病」という呼び方が一般的になっています。
若いときに歯を失うのは虫歯が原因であることが多いのですが、40代を過ぎてから歯を失う最大の原因はこの歯周病です。 日本は「歯周病大国」と呼ばれており、35歳以上の約8割が歯周病だと言われています。
歯周病には痛みなどの自覚症状がほとんどないため、気が付いた時にはすでに手遅れになってしまっていることが多いというのが、歯周病の最も恐ろしいところです。(歯周病はサイレントキラー「静かな殺し屋」とも呼ばれています。)
歯周病は様々な要因が複雑に絡み合って起こりますが、
※最大の原因
①プラーク(歯垢)
 プラークはただの食べカスではなく細菌の塊です。
 この細菌の産生する毒素が歯周病の発生・進行に非常に大きく関わってきます。
②身体の免疫力の低下(喫煙・糖尿病・病気など)
 高齢になるにつれて歯周病患者の割合は増えていきます。
 これは、身体の免疫力が低下することによって歯周病が進行しやすくなるからです。
  また、風邪をひいたり身体が疲れていたりすると免疫力が低下するので、進行しやすくなります。
そのため、免疫力の低下が疑われる場合には、より一層歯周病予防に対して慎重になる必要があります。

歯磨きの重要性

歯みがきの目的は、
 ①歯垢をとる
 ②歯ぐきのマッサージ
歯垢をとれば、虫歯や歯槽膿漏にかかりにくくなります。
また、歯ぐきのマッサージは血行をよくし、細菌に対する抵抗力を強くします。

正しい磨き方

歯垢を歯みがきで常に取り除いていればむし歯にはなりません。しかし実際は、きれいに磨きましたという人でも約85%しかみがかれていません。きちんとみがいているつもりでも、みがき残しは結構あるものです。“なくて七癖・・・”といわれるように人それぞれにも歯みがきに癖があり、欠点があります。この欠点は歯科衛生士に診てもらえばすぐにわかります。欠点をなくすことが正しいみがき方の第1歩です。

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